訪問営業の闇!リフォームは地域密着のプロに任せなければ失敗するその理由とは?
ピンポーン──ある日突然、自宅に訪ねてくるリフォームの営業マン。「今ならモニター価格で安くできますよ」「近所で工事をしていて…」といった言葉に、つい耳を傾けてしまったという方も多いのではないでしょうか。
しかし、そのまま契約してしまい、後になって「こんなはずじゃなかった」と後悔するケースが年々増加しています。訪問営業で契約したリフォーム工事のトラブルは、国民生活センターにも数多く寄せられており、消費者被害としても問題視されているのです。
では、なぜ訪問営業のリフォームに注意が必要なのか?そして本当に信頼できる業者とはどんな存在なのか。今回はその理由と、安心してリフォームを任せられる“地域密着のプロ”の魅力について、具体的に解説していきます。
訪問営業の“甘い言葉”に潜む罠
“断りづらくさせる”といった心理操作
訪問営業では、次のようなセールストークがよく使われます。
「モニター価格で特別割引します」
「今日中に契約すれば〇万円引き」
「屋根の点検を無料でしますよ」
一見お得に思えるこれらの言葉ですが、裏には“契約を急がせる“断りづらくさせる”といった心理操作が含まれています。
とくに注意したいのが「点検商法」と呼ばれる手法です。無料点検を名目に屋根や外壁を見せてもらい、「今すぐ直さないと大変なことになりますよ」と不安をあおり、不要な工事を契約させる事例が多数報告されています。
しかも、実際の施工は下請けや孫請け業者に丸投げされるケースも多く、工事の品質や責任の所在が曖昧になるリスクもあります。
なぜ地域密着のリフォーム会社が安心なのか?
信頼が何よりも大切
一方で、地域密着型のリフォーム会社には、次のような強みがあります。
地元で長年営業している信頼と実績
施工後もアフターサービスにすぐ対応できる体制
実際の施工例が地元で見られる安心感
ご近所からの口コミや紹介が多い
地域に根差した業者は、その地域での信頼を何よりも大切にしています。いい加減な工事や不誠実な対応をすれば、すぐに悪評が広まり経営に直結するからです。
また、地元に住むスタッフや職人が対応することが多いため、顔が見える安心感や、細やかな気配りも期待できます。
比較してわかる!訪問営業と地域密着業者の違い
比較表を見てみましょう!
比較項目 | 訪問営業 | 地域密着業者 |
---|---|---|
提案の仕方 | 即決を迫る | ヒアリング重視 |
価格の見せ方 | 割引を強調 | 内訳を丁寧に説明 |
施工体制 | 下請けが多い | 自社施工・信頼のある職人 |
アフター対応 | 連絡が取れない例も | 継続的な対応が可能 |
実績の見える化 | 全国展開で不透明 | 地元で実際の施工例が見られる |
実際にあった!訪問営業トラブル事例
リフォームトラブルの事例
ここからは、実際に寄せられた訪問営業によるリフォームトラブルの事例をご紹介します。
「まさか自分が…」と思っていた方々が、どうして被害に遭ってしまったのか。
その多くは、ほんの小さな油断や、“ちょっと話を聞いただけ”というところから始まっていました。
自分やご家族が同じ目に遭わないためにも、ぜひ一つひとつの事例を参考にしてみてください。
ケース1:高齢の親が契約、気づいた時には追加請求が…
遠方に住むご両親が訪問営業を受け、「今だけの特別価格」と説明されて即契約。数日後、さらに追加工事の見積もりが届き、総額は当初の倍以上に。連絡を取ろうにも担当者とは音信不通に。
ケース2:無料点検が大規模リフォームに発展
「屋根の釘が浮いてますよ」と声をかけられ、点検だけのつもりが気づけば屋根全面の葺き替え契約に。工事後も雨漏りが止まらず、修理依頼をしたが「それは対象外」と拒否された。
ケース3:施工後すぐに不具合、でも誰も責任を取らない
訪問営業で契約した外壁塗装工事。見た目はきれいに仕上がったように見えたが、1カ月も経たないうちに塗装が剥がれ始めた。業者に連絡すると「うちは施工しただけで、塗料の問題はメーカーへ」との返答。メーカーに問い合わせても「施工方法が悪かったのでは」と、たらい回しにされてしまい、結局誰も責任を取ってくれなかった。保証書も内容が曖昧で、補償される範囲が不明確だったため、泣き寝入りするしかなかったという。
ケース4:格安見積もりに飛びついた結果、工事が途中でストップ
「今だけの特別価格で、外壁と屋根をセットで80万円です」と言われ、その安さに惹かれて契約したA様。契約後すぐに工事が始まったものの、3日目から作業員が来なくなり、連絡もつかなくなってしまった。不安になり契約書を見返すと、会社の所在地がレンタルオフィスだったことが判明。地元ではまったく実績のない業者で、保証や完成後の点検についても一切説明がなかった。結局、別の業者に追加費用を支払って修繕を依頼することに。最初の「格安」が、結果的には高くついた形となった。
ケース5:営業マンに強く勧められて断れず、家族とトラブルに
「今決めれば足場代を無料にしますよ」「今日だけのキャンペーンです」と何度も訪問してきた営業マン。断るのが苦手なB様は、話を聞いているうちに「ここまで熱心に説明してくれるなら…」と感じ、家族に相談せずにその場で契約をしてしまった。
数日後、帰宅したご主人が契約書を見て大激怒。「なんで相談もなしに勝手にこんな高額な契約を!」と家庭内がギクシャクしてしまった。
しかも、工事内容の説明が曖昧で、実際の工事は当初想像していた仕上がりとは大きく異なる結果に。「騙された」と感じながらもキャンセルはできず、精神的にも大きなストレスを抱えることに──。
まとめ
信頼こそ最大のコストカット
訪問営業の“お得な提案”に見えるものほど、実は高くつくリフォームになることが少なくありません。信頼関係のない相手と契約するリスクを避けるためにも、地域で評判の良い業者に相談することが最善の選択です。
「どこに頼むか」で、あなたのリフォームの満足度は大きく変わります。 焦らず、よく調べて、誠実なプロを選びましょう。
信頼関係が大切
家づくりには担当者との信頼関係がとても大切です!
性能が良い、デザインが良い、安いから、なんて理由ではなく、何十年先も付き合っていく住宅会社、担当者として見た時に「安心できるな」と思った会社を選びましょう!
あなたを理解し、良いことも悪いこともちゃんと伝えてくれる人。 我慢するばかりではなく、この人なら何とかしてくれると思える人。
そんな信頼できる住宅会社と担当者を探すことがとっても大切なのです。
株式会社アイズホーム
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