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2024/02/08
新築ではなく中古住宅を購入してリノベーションをするメリットとは?
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2023/09/08
ブログ
みなさん、中古住宅ってどう思いますか?
「どうせ買うなら新築でしょ?」
と思われる方も多いかもしれませんが、実は、今新築の価格が高騰していることをご存知ですか?
ウッドショックで木材が高騰して、設備や建材もどんどん上がっています。
設備や建材は今もまだ上がり続けています。
例えば5年前の価格と比べると、建築価格は30%ほど高くなっています。
元々2500万円で作れた家が、今では3000万円を超えています・・・
仮に土地を1500万円で購入したとすると、諸費用と消費税含めて総額5000万円超え!
住宅ローンを5000万円借りるなんて、5年前では考えられなかったんです!
それが今や当たり前の時代が到来しました。
そんな時代でこれから家の購入を検討しているそこのあなた!
今日の動画では、家の購入もう一つの選択肢「中古住宅のメリット」についてお伝えしていきます。
中古住宅なんて絶対いやだ!!!
中古住宅に対して、このようなイメージを持っていませんか?
「中古住宅なんて絶対いやだ!」
「見た目もダサいし、中身も古いんでしょ?」
中古住宅に対して、このようなイメージを持っていませんか?
まぁでもおっしゃる通りで、建てて30年くらいの家になると、リフォームが必要な箇所はたくさんあります。
でもね、よく聞いてください。
例えば木造住宅の法定耐用年数は22年です。
法定耐用年数とは、減価償却資産が利用に耐える年数のことです。
少し難しい言葉ですが、要は「課税対象となる建物の価値は22年で0になる」ということ。
つまり、築22年以上の不動産物件(中古住宅)の価格は、建物の価値は無く、ほぼ土地に対する価格設定であるということですね!
建物は22年間かけて価値が減少していきますので、築10年であれば約半分の価値になるということになります。
しかも中古住宅は、どなたかが新築して使用しているので、新品ではありません。
ということは価値としてはもっと下がっている可能性があります。
これってお得だと思いませんか?
2つの中古住宅の見極め方
中古住宅には「良い中古住宅と悪い中古住宅」があります。
この判別はとても難しく、しかしとても重要な要素になります。
ただ一つ言えることは、「安い物件」は慎重にならなければいけないということです。
例えば車です。
中古車を購入する場合、グレードや年式、走行距離が同程度であったとしても価格が大きく違うことがあります。
この価格の違いの理由は、喫煙車なのか、もしくは無理しすぎた乗り方をしていないかなどの違いもあるかと思いますが、そういったことも同じ条件として見た場合、価格の違いの大きな点としては、メンテナンス履歴があるかどうかではないでしょうか?
メンテナンス=維持管理の履歴があり、車の状態を損なわないように定期メンテナンスを行なっているかどうか?
ここが価格の違いに大きく左右しています。
なので安い中古車は、すぐに壊れるリスクがある、もしくは、どうなるのかは整備士でもわからないということですよね?
これは家も同じです。
家の状態が悪い可能性がある家=メンテナンスをしていないと判断される家は売れませんので、価格も下がります。
しかし、メンテナンス=維持管理の履歴があり、その履歴が私たち住宅会社から見たときに、「素晴らしい!」と思える状態である場合、例え、築20年でも建物の状態による付加価値がついて、価格は高く設定されます。
このメンテナンス=維持管理の履歴が中古住宅の見極めの一つになります。
もう一つ、中古住宅の見極め方があります。
それは、性能です!
10年以上前において、住宅の性能を表す基準として存在していたものは、「長期優良住宅」「住宅性能表示」があります。
「断熱性能」「気密性能」も一つの基準にはなりますが、公的な評価ではないため、良いか悪いかを判断して購入するには、あまり信用できるとは言えません。
仮に「断熱性能」「気密性能」が良くても、結露をしてしまうような家もあります。
そういう見方をすると「住宅性能表示」も数値だけですので、同様かもしれませんね。
その点「長期優良住宅」もしくは「長期優良認定住宅」とは、国土交通省のホームページにこのように書いてあります。
「長期にわたり良好な状態で使用するための措置講じられた優良な住宅です。長期優良住宅の建築及び維持保全の計画を作成し、所管行政庁に申請することで認定を受けることができます。」と・・・
要は、維持管理を必ずして、何十年も状態が良い家を保てるように計画している家であれば補助金出しますよ!ということですね!
逆に言えば、計画通りにメンテナンスをしなければ認定は取り消します。そして補助金も返してねってこと。
つまり、長期優良住宅の認定を受けている家であれば、良好な状態であり、住宅会社の維持管理履歴によって証明もされるということ。
これはわかりやすいですね!
長期優良住宅以外で判別するには?
長期優良住宅以外で判別するには、当然私たち住宅会社、もしくは設計士の協力がないと無理だと思います。
外壁、屋根、その他外装、床下、屋根裏、床・壁・天井・建具・設備など、現在の建物の状態が「良い状態か」「悪い状態か」をチェックします。
建築した住宅会社がまだ現存する場合は、その会社に当時の性能や仕様、維持管理の履歴について確認をした方がいいですね!
見た目が綺麗でも残念な家はありますので、ちゃんと証拠を元に判断するようにすることと、プロに任せた判断(信頼できる人)も忘れないようにしましょう!